トキソプラズマ アビディティ検査の結果
妊娠13週に、妊婦検診で血液検査を受けました。
その際にトキソプラズマ抗体検査で引っかかり、
大学病院へ転院してアビディティ検査を受けました。
その時の経緯を書いておきたいと思います。
大学病院2回目の診察
初診から2週間後、大学病院での妊婦検診を受け、
アビディティ検査の結果を聞く日が来ました。
前回の診察では、教授は事実関係のみ端的に伝えるお話の仕方でした。
それを受けてじゃあ私はどう判断したらよいかというアドバイスはなさそう、
個人的な先生の見解もあまり話してくれない雰囲気だったので、
一人で結果を聞いて判断できるかな?と心配になったので、
旦那さんに仕事を休んでもらって、一緒に行ってもらいました。
(ホント一緒に来てもらって正解でした)
いつもだったら、妊婦検診は、おなかの赤ちゃんが見えるからと
ワクワクでしたが、今日はどういう結果が出ているのか
落ち着かず、テンション低いまま、診察を受けました。
病院に行く前に、結果が良くなかった時にどうするかは、旦那と話していました。
アビディティ検査で、妊娠後の初感染の可能性が高いと出た場合は、
羊水検査に進んで、できるだけの情報を得て、治療を受けることにしていました。
羊水検査は、流産のリスクもあるし、羊水検査をしたところで母子感染
してしまっているかどうかは、100%わかるものではないそうです。
それに費用も高いと思われる。
だけど、できるだけのことはしたいと思ったので、そのように決めていました。
妊婦検診、内診
最初に、妊婦検診の体重・血圧測定と検尿をうけて、診察待ち。
この日も9:30に予約していましたが、診察室に呼ばれたのは10:15頃でした。
診察室に入ると、
「今日は血液検査の結果をお話ししますが、その前に胎児の状態を確認させてください」
とのことで、内診からスタート。
旦那さんも、内診室にどうぞ、と言ってくださったのですが、
この大学病院って、週数が進んでもお腹の上からエコーではなく、
内診台に乗って、膣エコーなんですよね・・・。
旦那さんは、内診台に乗るまではカーテンの後ろにいて、
私は下着を取って、内診台に乗って、下半身を毛布でかくした状態になってから、
旦那さんに入ってきてもらいました。内診台のすぐ横まできて、
2人で同じモニタを見ました。
・・・恥ずかしいけどしょうがない。
赤ちゃんの位置が悪かったので、お腹からもエコーしてもらったのですが、
内診台に上がったままの状態で、タオルと取り、冷たいジェルをおなかに塗って、
エコーが続きました。移動はないのね。
旦那さんの前で、内診台に乗って下腹部丸出し・・・
・・・恥ずかしいけどしょうがない。
赤ちゃんは元気にしていて、トキソプラズマに感染した胎児に見られる
脳の異常は、見られませんでした。
よかった。。
大学病院なので期待していなかったのですが、
エコーの写真、1枚くれました。
先生とのお話
内診が終わり、いよいよ検査結果を聞くことに。
私のトキソプラズマ抗体検査2回目の結果は、
IgG → 47.7(前回) →48.9(今回)
IgM → 2.0(前回) → 2.5(今回)
そして、母体血検査の結果は、
陰性 (現時点で感染なし)
アビディティ検査の結果は
62% (35%以上だと既往感染、妊娠前の感染)
結果を聞いて、
「アビディティ検査の結果が62%なんだったら、妊娠前の感染だよね!?
赤ちゃんへの感染の可能性はないってことだよね」とホッとしていいのかなと思いきや、
先生からは、下記のような説明がありました。
「現時点では、おそらく妊娠前の感染であろうと推定されるが、
母子感染のリスクは0%ではありません。」
「念のため抗生物質を飲み続ける方もいます。投薬は、続けますか?」
「分娩は、この大学病院でしますか?
ここには、子供にトキソプラズマ感染の疑いがある場合は、あらゆる検査をする設備があります。」
アビディティ検査の結果で、妊娠前の感染と推定されるのだから、
それでも投薬を続けるとか、大学病院での分娩を検討するというような話を
されるのは考えていませんでした。
結果が悪かった時にどうするかは覚悟して考えていましたが、
結果が良かった時にどうするかなんて、何も考えていませんでした。
投薬は必要なくなり、元の病院に戻るんだとばっかり思っていたのに・・・。
どれぐらいトキソプラズマ母子感染のリスクがあるのか詳しく質問をすると、
「私と同じような検査結果が出た人で、母子感染した人は今まではいない」
とのこと。
だったら大丈夫だろう!と頭ではわかっていても、
それでも母子感染の可能性が0%とは言えないといわれてしまうと、
不安になってしまい、アセチルスピラマイシンの投薬治療を続けるかどうか、
大学病院で分娩するかどうか、どう判断していいかがわからなくなりました。
判断を迫られる雰囲気だったので、色々質問しながら考えてみましたが、
決められない。。
医療の世界で絶対なんてないでしょうし、
お医者さんが患者に、断定的なこと言えない立場なのは、重々わかるのですが
もうちょっとこちらが判断しやすいような材料を教えてくれたらよかったのに、
と少し思いました(汗)
(例えば、先生自身だったらどうするとか、他の患者さんはこうだったとか)
悩んでいると、横にいた旦那さんがフォローしてくれました。(連れてきてよかった!)
投薬治療については、アセチルスピラマイシンは副作用がないことを
先生に確認してくれて、だったら念のため薬はもらって帰ることにしました。
分娩については、先生の方から、
「では元の病院に手紙を書いて渡すので、元の病院に帰るなら持っていってください。
こちらの病院がよければ、再診で来てください。」
ということで手紙を受け取って、診察が終了しました。
診察室を出て、なんだかスッキリしなかったので、旦那さんに
「ねぇ、大丈夫だったってこと??」
と聞くと
「そうだと思うよ。でも医者としては100%大丈夫とは言えないから、
すっきりしない言い回しになったんだろうね。」
と返って来ました。
その言葉をきいて、ようやくホっとしました・・。
費用
- 診察費用:41,700円(アビディテイ検査と母体血検査代込み:保険適用外)
- 妊婦検診費用:5,000円(保険適用外)
- 薬代:1400円(アセチルスピラマイシン:保険適用)
LINK↓トキソプラズマの話つづき

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